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教育改革・現場からの報告 関西道徳教育研究会セミナー 大阪市立小学校教諭・丸岡慎弥さん /大阪

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思考の深さ、測り方が課題 丸岡慎弥さん(34)

 道徳授業の研究に取り組む有志の民間研究グループ「関西道徳教育研究会」の代表で、今回のセミナーを企画した大阪市立小学校教諭の丸岡慎弥さん(34)に教科化に伴う問題、課題を聞いた。【聞き手・北村弘一】

         ◇

 これまでの学校教育の中での道徳科の取り組みには、教師の時間的余裕がない事情もあり、学校間の濃淡があった。スムーズに教科化に対応できる教師もいるだろうが、不安を持っている教師も多い。そんななか、現場で戸惑いが大きいのはやはり評価だと思う。

 児童の学びの深さを測る指標として、提出物を継続的に見る方法が推奨されているが、やはり算数、国語などテストがある教科とは違う。例えば「努力」をテーマにした授業の提出物と、「友情」の授業の提出物を比べて、児童の学びの変容を見るのは難しい。文章や話し合いを通じて、児童の表現が上達することもあるだろう。だがそれは、道徳の評価対象と言えるのか。

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