皇室

退位法成立(その2止) 200年ぶりの退位 儀式、時代を映す 過去事例参考に検討

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 歴史をみると、半数近くの天皇が退位で皇位を引き継いでいる。宮内庁は、天皇陛下の退位や新天皇の即位に際し、過去の例を参考にして儀式や行事を検討するとみられる。直近の退位は200年前の江戸時代にさかのぼる。皇室の伝統を取り入れながらも今の時代を映す儀式をどう実現させるのか、注目される。【竹中拓実】

 宮内庁などは、退位した天皇について、昭和天皇までの歴代124人のうち58人としている。これには二つの皇統が並立した14世紀の南北朝時代に関し、明治時代に「正統」とされた南朝を含んでいるが、北朝を含んでいない。退位した北朝の天皇5人と合わせると計63人になる。

 「退位」とは、天皇や国王が地位から離れること。「地位を譲る」という考え方から、宮内庁では「譲位」という言い方が残る。

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