原子力機構事故

袋破裂前、ふた浮く「前兆」 ガス充満、強い圧力 室内に5時間待機

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 日本原子力研究開発機構の被ばく事故は、同機構による作業員への聞き取りなどで、当時の詳しい状況が明らかになってきた。

 核燃料物質の保管状況の確認のため、最も被ばく量の多かった50代の男性作業員が核燃料物質入りのステンレス容器のふたのボルトを外す作業の途中、中のビニール袋が膨張し、ふたが浮き上がる「前兆」があったことが判明した。

 原子力機構や、機構から報告を受けた原子力規制委員会によると、ステンレス容器は直径15センチ、高さ22センチの円筒形で、ふたは6本の六角ボルトで留められていた。このうち4本を50代男性が外したところ、ふたが浮き上がり、「プシュー」という気体が漏れるような音が聞こえたという。

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