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創作の原点

作曲家・池辺晋一郎さん 幼時に「二十歳の呪い」

=東京都渋谷区で、長谷川直亮撮影

 ベートーベンをはじめ交響曲第9番をものした作曲家は、第10番を仕上げる前に寿命が尽きる--世に言う「第九の呪い」を乗り越えて「シンフォニー10」を完成させ、今年の「尾高賞」(NHK交響楽団主催の作曲賞)を受けた池辺晋一郎さん(73)。「就学が1年遅れるほど病弱で、一人で曲を作るのが楽しみ。『二十歳までは生きられない』と宣告された幼少期が私の原点です」とふり返る。

 「肋膜(ろくまく)炎に余病も併発し、外で遊び回ることのできない子」。茨城大付属小学校(水戸市)への…

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