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乗用車の運転手死亡 大破しバス屋根に

観光バスと乗用車が衝突した事故現場=愛知県新城市で2017年6月10日午前9時52分、本社ヘリから平川義之撮影

 10日午前7時半ごろ、愛知県新城市富岡の東名高速道路上り線で、大型観光バスと乗用車が衝突した。県警や消防によると、バスの乗客・乗員計47人全員が病院に搬送され、少なくとも20人以上がけがをしたが、いずれも軽傷とみられる。乗用車はバス前部の屋根の上に乗った状態で大破しており、車内から運転手の男性が救出されたものの、現場で死亡が確認された。

 愛知県警高速隊によると、バスは追い越し車線を走行中だった。中央分離帯の損傷状況などから、乗用車が下り線から中央分離帯を乗り越え、バスの前部に乗る形でぶつかったとみて調べている。乗用車は静岡ナンバーだった。

 バスの乗客は愛知県豊川市上宿地区周辺の住民らの団体。同市の旅行会社「トラベル東海」が旅行を受注し、同県豊橋市の「東神観光バス」が運行していた。

 両社の担当者によると、10日午前7時ごろに豊川市を出発し、山梨県内でサクランボ狩りやウイスキー蒸留所の見学をして、午後7時ごろに戻る予定だった。バスには乗客44人と旅行会社の添乗員、運転手、ガイドが乗っていたという。

 現場は新城パーキングエリアの入り口付近。乗用車は原形をとどめないほどに壊れ、バスの運転席上部にめり込んだ状態だった。乗用車の男性は車内に閉じ込められ、県警や消防がクレーンを使って車をつり上げた。

 バスの前部も崩れ、ガラスが割れて、周囲には車の部品が散らばっていた。救急車や消防車が多数駆け付け、救急隊員らが乗客たちの救助に当たった。

 現場から約1キロほどのところに住む農業の男性(69)は「バスの運転手は血だらけで、救急車がたくさん来ていた。(乗用車の)エンジンが100メートルくらい離れた場所に落ちていて、かなりの衝撃だったんじゃないか」と驚いていた。

 40代の男性は「午前8時ごろに見に来たら、客がバスから降りて後ろの方に固まっていた。悲鳴とかは聞こえず、割と冷静な様子だった」と話した。

 事故の影響で、東名高速は豊川インターチェンジ-三ケ日ジャンクション間の上下線が一時、通行止めとなった。【太田敦子、道永竜命、石塚誠】

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