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障害年金

今夏めどに「差し引き認定」見直し 厚労省

 厚生労働省は9日、障害が重くなったのに、障害年金の支給額が減るなど矛盾したケースが起きる「差し引き認定」の仕組みを見直すことを決めた。同日開かれた有識者会議で、別々の原因で同じ部位に障害を負った場合、現状の障害程度を等級に反映させる案を示し、了承された。日本年金機構に基準改正を通知後、今夏をめどに運用を開始する。

     「差し引き認定」は、体の同じ部位に複数回障害を負った場合に適用されるが、算定基準に問題があったため実態より軽く認定されることがあった。

     これまで270件に適用。この仕組みをめぐっては「不合理」との指摘や、差し引き認定すべきではないケースへの適用もみられたが、長年放置されてきた。

     2015年、生まれつき両足に障害があった大阪府内の男性が、交通事故で障害が最も重い1級相当になったのに「差し引き認定」が適用され、障害年金が以前よりも減ったとして損害賠償を求めて国を提訴し、国が誤りを認めた。

     昨年12月にこの問題が国会で取り上げられ、厚労省が見直しを表明していた。【山田泰蔵】

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