4日、横浜市の金沢文庫将棋サロン。ファンを前にしたトークショーで、史上最年少プロ棋士の藤井聡太四段について語る最年長棋士、加藤一二三(ひふみ)九段(77)の姿があった。「極めて実力派で、持ち時間が多いほど力が出る棋士なんですね……」
昨年のクリスマスイブに組まれた藤井四段のデビュー戦で胸を貸した。年齢差62歳6カ月。会場の東京・将棋会館に約50人の報道陣が詰めかけた。
対局中の加藤九段には、気合が入ると見せるポーズがある。盤面を見下ろしながら膝立ちになり、ズボンをずり上げるのだ。この時もズボンをずり上げていたが、徐々に盛り返されていく。決め手となる一手を指され、顔を上げた藤井四段と目が合った。
この記事は有料記事です。
残り356文字(全文657文字)
毎時01分更新
3月で東日本大震災の発生から10年になる。仙台市出身のお笑…
新型コロナウイルスの感染拡大に収束の兆しが見えない中、今年…
新型コロナウイルスの急速な感染拡大で各地の病床が足りなくな…