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ストーリー

引退見据える天才棋士(その2止) 信念が生む「型破り」

将棋サロンで参加者を相手に立ったまま将棋を指す加藤一二三九段(右)=横浜市金沢区で2017年6月4日、宮武祐希撮影

 

 ◆加藤一二三九段、棋士人生は続く

洗礼、悲願の名人位

 加藤一二三(ひふみ)九段(77)が現役最後の名人戦順位戦に臨んだのは、3月2日のことだった。

 相手はC級2組の上村亘四段(30)。既に順位戦からの陥落は決まっていたが、盤面に体を寄せ、全力で指す。優勢とみられたものの、上村四段の守りを崩し切れず、188手で敗退。記者たちに取り囲まれ、うつむき気味に語った。

 「これから順位戦が指せなくなるのはさすがにちょっと寂しいですけどね、心血注いで戦ってきた順位戦なので、それがね、指せないということは、率直に言って寂しい……」

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