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800リレー代表に江原ら 7月の世界選手権

 世界選手権(7月・ブダペスト)のフリーリレー最終代表選考を兼ねた競泳の和歌山県選手権が10日、和歌山市の秋葉山公園県民水泳場で行われた。4月の日本選手権で標準記録を突破していた候補選手を対象とし、男子200メートル自由形は江原騎士(ないと)=自衛隊=と松元克央(かつひろ)=セントラルスポーツ=が1分46秒75で同着1位。3位の萩野公介(ブリヂストン)と5位の天井翼(ミキハウス)を加えた4人が男子800メートルリレーの代表に決まった。

     女子200メートル自由形は青木智美(アリーナつきみ野SC)が1分58秒22で制し、2位の高野綾(イトマンSS)とともに女子800メートルリレーの代表となった。他の2人は既に代表に決まっていた池江璃花子(ルネサンス亀戸)と五十嵐千尋(日体大)。11日は400メートルリレーの代表を懸けた男女100メートル自由形が行われる。

    「チーム引っ張る」江原

     メダリストの意地を見せつける泳ぎだった。リオデジャネイロ五輪男子800メートルリレーで52年ぶりのメダル獲得に貢献した江原は「世界選手権ではタイムでチームを引っ張りたい」と気を引き締めた。

     代表入りを優先するため、予選はあえて流すように泳いだ。予選上位の選手に割り当てられる中央のレーンを避けるため。萩野ら力のある選手との駆け引きをせず、持ち味の前半から飛び出す展開に持ち込みたかった。

     決勝は希望通りの1レーン。飛び込むと同時にいきなりギアを入れた。50メートルでトップに立ち、「気持ちよくいけた」と逃げ切りを図った。最後は粘って、猛追する松元と同時にフィニッシュした。

     リオ五輪では萩野や現役引退した松田丈志さんらとともに800メートルリレーで銅メダルを獲得。新たな自由形の歴史をつくり、松田さんからは「これからは引っ張ってくれ」と託されていた。

     日本選手権では個人種目での代表入りを逃した。「いつまでもリレーメンバーではいけない。そろそろ花を咲かせたい」と江原。今度は代表の先頭に立ち、再びメダルを狙う。【村上正】

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