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第二次世界大戦末期の凄惨(せいさん)な地上戦を当事者の証言や写真などで振り返る「生の体験談から知る 沖縄の戦争展」が23~25日、東京都台東区の浅草公会堂で開かれる。
市民団体「戦場体験放映保存の会」(東京都北区)の主催。2004年に誕生した同会は、戦争体験者による証言のビデオ記録や、手記などの資料集積を続けている。
同会は、沖縄戦の体験者約170人の証言を集めてきた。本展ではその証言や戦後補償の問題などをパネル展示する。艦砲射撃の砲弾の破片や軍靴、銃弾で穴の開いた水筒などの実物資料も。パラオやサイパン、テニアンなど南洋諸島に移民して戦争に巻き込まれた人たちの証言も。ケガをした人や保護者を失い孤児になった人など、戦争被害の裾野の広さが分かりそうだ。
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