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大和森林物語

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/1 吉野の山林王・土倉庄三郎/1 自由民権運動、支えた森 /奈良

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生前の土倉庄三郎=田中淳夫さん提供
生前の土倉庄三郎=田中淳夫さん提供

 奈良は深い原生林に最古級の人工林、そして里山の雑木林までバラエティーに富んだ森に覆われている。そんな森を巡る物語を記していこう。まずは今夏で没後100年を迎える山林王の実像から追っていく。(森林ジャーナリスト・田中淳夫)

 吉野町から川上村へ向かう場合、現在は国道169号線の五社トンネルを抜けるのが通常のルートだろう。だが、標高476メートルの五社峠を越える道を多くの人が行き交う時代があった。

 この峠道を歩いた人の中には板垣退助、山県有朋、井上馨、伊藤博文、後藤象二郎……と明治の元勲の名も並ぶ。彼らの目的は、土倉庄三郎(どぐらしょうざぶろう)と面会することだった。

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