群馬・甘楽

町全体が「ホテル」の空き家対策 頓挫の訳は

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町全体を「ホテル」に見立て、観光客を呼び込もうという群馬県甘楽町。その「フロント」の役割を果たす町の地域交流センター「信州屋」=甘楽町小幡で2017年6月5日、畑広志撮影
町全体を「ホテル」に見立て、観光客を呼び込もうという群馬県甘楽町。その「フロント」の役割を果たす町の地域交流センター「信州屋」=甘楽町小幡で2017年6月5日、畑広志撮影

 町全体が「ホテル」、改修した空き家が「客室」--。こんなコンセプトで観光客らに滞在してもらおうと、群馬県甘楽(かんら)町が今年4月からのスタートを見込んでいた「The Hotel甘楽」プロジェクトが頓挫している。担当課の職員は「見通しが甘かった」と頭を抱えている。何があったのか--。【畑広志】

 甘楽町は県南西部に位置し、自然に囲まれた風光明媚(めいび)な町。史跡や文化財が多く残り、日本名水百選「雄川堰(せき)」が流れ、大名庭園で知られる国指定名勝「楽山園」や武家屋敷など江戸時代の面影が現代に息づいている。

 町の計画では、町内に点在する複数の空き家を対象に、所有者と借り上げについて交渉。借り上げが決まった住居は宿泊可能な施設に改修し、「客室」として貸し出す。

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