メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

美術

歿後60年 椿貞雄 師・劉生、そして家族とともに 穏やかな探求心=評・高橋咲子

 展示室を進むたび何ともいじらしくなる。アカデミズムとは離れた場所で、日本の油彩画を必死に模索する明治生まれの画家の姿が浮かぶ。椿貞雄(1896~1957年)の画業は師であり、仲間でもあった5歳年上の岸田劉生の存在なしには語れない。

 椿は中学を中退して上京後すぐに個展で劉生の作品を目の当たりにし、衝撃を受ける。偶然近所に住んでいたこともあり、劉生を中心とした団体「草土社」の同人になると、モチーフだけでなく、描き方やサインまでそっくりになる。独学ゆえ身近な師から真面目に吸収しようとするさまが、展示を見るだけで伝わってくる…

この記事は有料記事です。

残り393文字(全文655文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 京アニ容疑者、医療関係者に謝意 「こんなに優しくしてもらったことなかった」

  2. 「特別定額給付金」対象外の新生児に独自支援金10万円 札幌市

  3. こんな時どうするQ&A 次亜塩素酸水を噴霧すると除菌できるの? 効果は確認されていません

  4. 「中国はWHOを支配」トランプ氏脱退表明 香港優遇も見直し、米中対立激化へ

  5. 市役所駅を「名古屋城」に? 名古屋市営地下鉄の新駅名を検討 有識者懇談会

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです