プール熱

流行 高熱でのど・結膜炎症 ドアノブ、タオル消毒を

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 幼児に多い感染症で高熱を伴う「咽頭(いんとう)結膜熱(プール熱)」の流行が例年を上回る勢いで拡大している。5日間ほど続く38~40度の発熱と、のどの炎症と痛み、目が赤くなる結膜炎が重なることが特徴。流行は近年で最も大きかった2006年に次ぐ規模だ。

 咽頭結膜熱は年間通して存在するアデノウイルスが原因。例年6月に流行し始め、7~8月がピーク。11~12月にも流行がある。専用の治療薬はなく対症療法になるが、重症化することはまれだ。

 患者数は国立感染症研究所が全国約3000の小児科で定点観測しており、最近1週間(5月29日~6月4日)で2996人。1医療機関あたり0・95人で、例年のこの時期の0・2~0・8人を上回る。都道府県別では山梨(3・29人)、北海道(2・02人)、奈良(1・53人)、鹿児島(1・51人)、兵庫(1・40人)が多い。

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