江の島・龍野ケ岡自然の森

許可前アジサイ植栽 「自然環境考えていない」 NPOが市批判 /神奈川

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龍野ケ岡自然の森の入り口階段脇に植えられたアジサイ。多くがしおれたり枯れたりしている
龍野ケ岡自然の森の入り口階段脇に植えられたアジサイ。多くがしおれたり枯れたりしている

 藤沢市の江の島にある「龍野ケ岡自然の森」で、市と民間企業などでつくる「花と緑の江の島づくり運営委員会」が、県文化財保護審議会の許可が下りる前に11種約260株のアジサイの植栽に着手していたことが分かった。植えたのは島に自生していない園芸品種のアジサイで、NPO法人・県自然保護協会は市と県に原状回復を求める要望書を提出。市と園芸業者は13日、現地で状況を説明したが、同協会は「あまりにも拙速で、自然環境を考えていない」と不信感を募らせている。【鈴木篤志】

 龍野ケ岡自然の森は、江の島奥部にある約1万2500平方メートルの保安林で、シイやタブノキなどが自然の植生を形成している。県が維持してきたが、2015年に森の自然環境を保持することを確認して藤沢市に無償譲渡した。一角にはカップルに人気の「龍恋の鐘」があり、市は新たな観光名所にしようと散策路や階段の擬木などを補修。事業は今年3月に官民共同で設立した同委員会に引き継がれ、アジサイ植栽のプランが持ち上が…

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