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街角から

大統領を売った男 サンパウロ支局・朴鐘珠

 ブラジルで、テメル大統領(76)の汚職疑惑を暴露した富豪のジョエズレイ・バチスタ氏(44)が話題だ。世界20カ国に従業員23万人を抱える食肉加工会社JBSの創業者一族の2代目社主である。

 会社の急成長の裏では、政府系金融機関の不正融資といった「政治力」も働いたとされる。昨年以降、バチスタ氏は贈賄や資金洗浄など、延べ240件の容疑で捜査を受けていた。有罪になれば刑期は数百年と予想された。

 そこで考えた逃げ道が司法取引だ。テメル氏や歴代大統領ら、実に1829人に上る政治家に賄賂を渡したと供述。3月にはテメル氏と密会し、収賄罪で収監中の与党重鎮に口止め料を送るよう指示するテメル氏の肉声をこっそり録音した。公私で付き合いの深かったテメル氏を裏切り、検察に録音した音声を渡して自身の起訴を免れると、米国へ高飛びした。

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