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経済観測

毎日新聞経済面に連日連載の経済コラム。経営者や経済評論家らが独自の視点で、経済の今とこれからを展望する。

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農業に関心を持つ若者の心をどうつかむか=農業ジャーナリスト・青山浩子

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 いろり、GOBO、FaVoなど。いずれも農業に関心を持つ関東地方の大学生でつくる組織だ。農学系のみならず商学や法学、経済を学ぶ学生やOBも加わり、畑を借りて農業をしたり、農家の仕事を手伝ったりしている。これほど農業に関心のある若者がいるとは驚きだ。

 先日、各組織の主要メンバーによる座談会がおこなわれた。活動が活発化したのは東日本大震災以降。命や暮らしの根本である農業の価値を見直そうという機運が高まり、組織の誕生につながったという。経済や教育、医療などへの関心を持つようになった先に、「農業に行き着いた」という若者も多かった。

 彼らは職業として農業にあまり関心がなく、「暮らしの一部に農業をとりいれたい」「非日常的な農業に触れたい」と考えている。座談会の主催者で、農家や漁師の生の声をウェブサイトで紹介するメディア「日本食べるタイムス」の小野寺萌編集長は「7割は仕事、3割が農業という形態もありうる」と提案した。兼業農家とはもともと、専業から兼業化した農家を言うが、ゼロから兼業化する新たな兼業農家が誕生する可能性がある。こう…

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