名古屋入管

「ネパール治安改善」で難民判決の2人不認定

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 昨年名古屋高裁で国の難民不認定処分を取り消す判決が確定したネパール国籍の男性2人に対し、法務省は治安状況が改善し迫害の恐れはなくなったとして、改めて難民と認めない処分を決め、13日に名古屋入国管理局を通じて伝えた。判決結果とは異なる処分に対し、難民支援の弁護士は「司法判断を骨抜きにする決定」と批判し、識者からも疑問の声が上がっている。

 2人はいずれも愛知県内に住む40代と60代の男性。ネパール共産党毛沢東主義派(マオイスト)から迫害を受ける恐れがあるとして難民申請し、2011年に退けられた。処分取り消しを求めて提訴し、1審の名古屋地裁で敗訴したが、40代男性は昨年7月、60代男性は同9月、「難民に該当する」と逆転勝訴し確定した。

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