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巨人は13日、成績不振の責任を取って堤辰佳ゼネラルマネジャー(GM)兼編成本部長(51)が辞任し、後任に球団OBでヘッドコーチなども務めた鹿取義隆GM特別補佐(60)が就任したと発表した。堤氏は読売新聞グループ本社社長室次長に就任した。シーズン途中でのGM交代は異例で、プロ野球出身者のGMは同球団では初めて。東京都内の球団事務所で記者会見した鹿取GMは「巨人のOBとして真摯(しんし)に受け止めてやっていきたい」と話した。
巨人は今月、13連敗で球団ワースト記録を更新するなど5位に低迷。堤氏は昨オフ、山口俊、森福允彦両投手、陽岱鋼外野手をフリーエージェント(FA)で獲得する大型補強を行ったが、故障で出遅れたことなどが成績不振の一因とされた。堤氏は同日の球団の株主総会で取締役再任を辞退。事実上の更迭となった。同日、球団社長に就任した石井一夫氏(60)は「早急に成績低迷の泥沼を抜け出し、強いチーム作りに取り組んでいきた…
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