会員限定有料記事 毎日新聞
福島第1原発事故からの復興を目指すJR常磐線沿線でホテルの進出が相次いでいる。広野町と楢葉町がそれぞれ整備を進める駅前の再開発地区には、来年夏から秋にかけて200室以上を備えるビジネスホテルが開業する見通しだ。原発事故の避難指示が今春、大部分で解除された富岡町も地元経営者らがホテルの建設を進めている。第1原発の廃炉や復興工事に携わる人たちの利用を見込むとともに、地域のにぎわい創出の拠点としての役割が期待されている。【乾達】
広野駅前では「ハタゴイン福島広野」(仮称)が来年10月の開業を目指す。用地は東日本大震災の津波で浸水した駅東側に、町が整備を進めている復興拠点の一部だ。7階建てで延べ床面積約4900平方メートルにシングルを中心として222室を備える。「和」を基調とした装飾でレストランや大浴場、100人規模の会議ができる多目的ホールも設ける。今年8月に着工する。
この記事は有料記事です。
残り829文字(全文1227文字)
毎時01分更新
菅義偉首相は27日、与党幹部2人が緊急事態宣言下で東京・銀…
史上最多の63校が出場し、1月9日に閉幕した第100回全国…
<科学の森> 東京電力福島第1原発の廃炉作業では、多くの課…