2016年4月1日。三重県南東沖でマグニチュード(M)6・5、最大震度4の地震が発生した。目立った被害もなく、気象庁が記者会見を行うこともなかったが、この地震は多くの地震学者たちをざわつかせた。規模は小さいが、震源の深さから考えると、発生が危惧される南海トラフ巨大地震と同じくプレート境界型の地震である可能性が高かったためだ。
10日後に開かれた政府の地震調査委員会でも、この地震に関する議論に相当な時間が割かれた。終了後の記…
この記事は有料記事です。
残り1777文字(全文1991文字)
2016年4月1日。三重県南東沖でマグニチュード(M)6・5、最大震度4の地震が発生した。目立った被害もなく、気象庁が記者会見を行うこともなかったが、この地震は多くの地震学者たちをざわつかせた。規模は小さいが、震源の深さから考えると、発生が危惧される南海トラフ巨大地震と同じくプレート境界型の地震である可能性が高かったためだ。
10日後に開かれた政府の地震調査委員会でも、この地震に関する議論に相当な時間が割かれた。終了後の記…
この記事は有料記事です。
残り1777文字(全文1991文字)
毎時01分更新
<くらしナビ・ライフスタイル> 東京大学安田講堂(東京都文…
房総半島の太平洋側には、黒潮という大きな海流がある。北赤道…
ヘボこそ正義だ――。技術力が低い人のためのロボット相撲大会…