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評伝

コール元独首相死去 「統一」信念揺るがず 短期間で導く

 コール独元首相の最大の業績は、経済的負担を危惧する世論を説得し、極めて「短期間」にドイツ統一という難事業を成功に導いたことだ。ベルリンの壁崩壊は1989年11月だが、11カ月後の90年10月3日、欧州中央部に人口8000万人の大国を誕生させた。

 当時は、強大な「一つのドイツ」への警戒が英仏などで根強く、西独国内でも経済格差のある東独を抱え込むことに経済・財政面で反対論があった。だが、「統一の好機は今」との信念は揺るがず、各国の首脳から「ドイツ自身の選択を尊重する」との言質を必死に確保して回った。

 コール氏を長年取材したジャーナリストのフィルマー氏とシュワン氏は共著の伝記の中で、コール氏の特性を…

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