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世界経済・見て歩き

カナダ・トロント 北のシリコンバレー 多様性、創造の源 トランプ政権の方針逆手

「トランプ米大統領の当選後、流れが変わった」と話すベンチャー企業「ズームai」の創業者ロイ・ペレーラさん(左)=カナダ・トロントで

 「北のシリコンバレー」を目指すカナダの最大都市トロントの動きが加速している。アップルやグーグルを生んだ米カリフォルニア州のシリコンバレーを目指すケースが多かった起業家の卵やIT技術者が、移民流入を制限するトランプ米大統領の当選以降、移民を歓迎するカナダへと目を向け始めたからだ。「多様性は強さ」をキーワードに、トランプ政権の方針を逆手に取るトロントの試みを取材した。

 「大きな変化を目の当たりにしているんだ。今まで優秀な人材は賃金の高いシリコンバレーに流れるのが普通だったから」。昨年トロントで創業したベンチャー企業「ズームai」の創業者ロイ・ペレーラさん(49)は、米国からの求職者の増加に驚きを隠さない。

 同社はスマートフォンに入ったメールやスケジュール、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)での発信といったデータを人工知能(AI)で分析するアプリ「AI秘書」を作成。スマホに「取引先と喫茶店で打ち合わせがしたい」と打ち込むと、スケジュールに沿ってお気に入りの店での面会を設定、相手の経歴や人となりをまとめたリポートも作ってくれる。アイデアは尽きないが、有能なアプリ開発者の確保に苦労してきた…

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