厚労省

禁忌薬処方容認へ 治療と妊娠、両立へ道 薬やめ2度流産「地獄の日々」

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 厚生労働省が、妊娠中は使用できないとされている一部の医薬品を使えるようにする方針を固めた。患者からは「難病女性の人生の選択肢が広がる」と期待の声が上がる。

 「報われたね」。夫の言葉に涙が止まらなかった。膠原(こうげん)病を患う神奈川県の主婦(42)は、4月に初めての子を出産するまで10年間、闘病と妊娠の両立に苦しんできた。

 26歳で発症し、32歳で結婚。妊娠を希望して抗リウマチ剤の服用をやめ、別の薬を使うことに。身動きが取れないほどの痛みや副作用に悩まされ、入院や実家での生活を余儀なくされた。症状が安定した後、妊娠したが初期流産。「年齢的に時間がない」と薬の服用を我慢して再び妊娠したものの、ほとんど寝たきりで再び流産した。「地獄のような日々でした」と振り返る。

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