英高層住宅火災

メイ首相に批判 「政治的命取り」の報道

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高層住宅の火災で行方不明となった人たちを捜索するビラを手にメイ政権に抗議する住民たち=ロンドン市内で2017年6月16日午後5時半、三沢耕平撮影
高層住宅の火災で行方不明となった人たちを捜索するビラを手にメイ政権に抗議する住民たち=ロンドン市内で2017年6月16日午後5時半、三沢耕平撮影

 【ロンドン三沢耕平】多数が死傷したロンドン西部の高層住宅火災でメイ英首相に批判が集まっている。総選挙で後退し辞任要求が続く中、英メディアは今回の火災がメイ氏の「政治的な命取り」になりかねないと伝えている。

 「メイ(首相)は殺人者だ!」。16日は地元の区庁舎に約200人が殺到、退陣を求めるプラカードを手に声を上げ続け、一部の集団と警官隊が数時間もみあいに。20代男性は「2カ月前に防火対策の陳情に来た。今回の火災はその訴えを無視した人災だ」と怒りが収まらない様子だ。

 メイ氏は15日に現場を視察し、消防隊員に徹底調査を指示したが、遺族や高層住宅住民と会わなかった。一方、最大野党・労働党のコービン党首は、行方不明の家族を捜す女性を抱き寄せて慰め、大きく報じられた。

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