妊婦禁忌薬

厚労省が処方容認へ 3品目、難病に配慮

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免疫抑制剤「タクロリムス」の添付文書の一例(画像の一部を加工しています)=医薬品医療機器総合機構のホームページより
免疫抑制剤「タクロリムス」の添付文書の一例(画像の一部を加工しています)=医薬品医療機器総合機構のホームページより

 妊娠中の女性には処方しないとされている医薬品が順次、使えるようになる見通しとなった。妊娠中の一部の禁忌薬について、厚生労働省が初めて処方を公式に認める方針を固めた。薬事・食品衛生審議会での検討を経て、薬の添付文書を改訂するよう製薬会社に通知する。第1弾として免疫抑制剤3品目の添付文書が改訂される見通しで、その後も対象は拡大する予定。

 妊婦は安全性の観点から薬の開発段階で臨床試験(治験)が困難なため、発売当初は動物実験の結果を根拠に禁忌を決めており、各社で差がない。多くの薬が製薬会社の判断で「禁忌」とされ、医師は妊娠を希望する患者に、薬の使用を中止するか、妊娠を避けるよう指導するのが一般的。

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