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支局長からの手紙

泣きながら訳した /京都

 被爆者の証言を世界の言語に翻訳して発信する市民団体が活動成果を発表する会が先週、事務局を置く京都外国語大学で開かれました。外国語の通訳や翻訳に関心のある私も編集委員と一緒に参加しました。

 市民団体「NET-GTAS」は略称で、正式には「被爆者証言の世界化ネットワーク」。京都外大などの大学教員や翻訳家、学生らの組織です。代表は毎日新聞記者として長年、原爆・平和報道に取り組み、退職後は取材経験を学生に伝えるため京都外大教授も務めた長谷邦彦さん(73)です。2014年1月に設立して3年半で国内外の170人以上の会員が広島・長崎の被爆者18人が語った証言の字幕翻訳に取り組みました。

 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館が所蔵する1300以上の証言ビデオを借りるところから作業は始まります。同館は被爆体験記や証言映像を収集・整理し、公開もしています。「NET-GTAS」が翻訳したのは英語、スペイン語、スロベニア語、クロアチア語など11言語。今年度中にはポーランド語、ハンガリー語、セルビア語も加わります。翻訳された字幕の付いた88本の映像はブログで公開しています。会場ではその一部を見…

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