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7年目の被災地

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大槌の「たくましさ」PR 特別純米酒「たえの酒」発売 復興米使い2年かけ仕込み成功 /岩手

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大槌復興米を使った特別純米酒「たえの酒」の誕生を喜ぶ菊池妙さん(前列右から2人目)と新里佳子さん(同3人目)ら=大槌町で
大槌復興米を使った特別純米酒「たえの酒」の誕生を喜ぶ菊池妙さん(前列右から2人目)と新里佳子さん(同3人目)ら=大槌町で

 東日本大震災の津波で被災した大槌町安渡の住宅跡で稲穂をつけた「大槌復興米」を使った特別純米酒「たえの酒」が18日、発売された。大槌町で17日に発表会が開かれ、生産や醸造に関わった人たちは、“奇跡のコメ”が震災復興を国内外にアピールすることを願った。

 大槌復興米は2011年11月、同町小鎚に避難した菊池妙さん(76)が自宅跡地で偶然発見したヒトメボレ。周辺では50人超が犠牲になって海水もかぶる中、津波で運ばれてきたとみられる種もみが3本芽吹いた光景に、菊池さんは「命のたくましさを感じた」。

 コメは、仮設住宅に暮らしながら町内で緊急支援や生活・産業支援を手がけるNPO法人「遠野まごころネット」理事長の臼澤良一さん(68)に託され、ボランティア仲間に呼びかけて遠野市綾織町の専業農家、綱木秀治さん(62)のほ場で栽培。種もみと生産量を年々増やし、JALの機内食に採用されるなど販路も広げてきた。

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