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記者の目

最前線の記者がそれぞれの取材テーマを論じます。1976年にスタートした毎日新聞を代表するコーナー。

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カンヌ国際映画祭 文化の厚み=木村光則(東京学芸部)

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映画「光」が上映され、記者会見に臨む河瀬直美監督(右から3人目)や主演の永瀬正敏さん(同2人目)ら。河瀬監督はカンヌに8度目の出品となったカンヌで5月23日、木村光則撮影
映画「光」が上映され、記者会見に臨む河瀬直美監督(右から3人目)や主演の永瀬正敏さん(同2人目)ら。河瀬監督はカンヌに8度目の出品となったカンヌで5月23日、木村光則撮影

日本でも若者支援を

 先月、南仏で開かれた第70回カンヌ国際映画祭を現地で取材した。期間中、世界の映画監督や俳優、ジャーナリストらがリゾート地に集結し、「映画」という文化を軸に交流した。フランスの映画に対する深い取り組みを感じるとともに、その底流には、映画製作を志す若者たちへの手厚い支援があることを実感した。

 カンヌには中核となるコンペティション部門とは別に、学生たちが製作した映画を上映する「シネフォンダシオン」部門がある。世界の舞台で、各国の目利きたちに見られること自体、映画人を目指す若者には大きなエールだろう。私は今回、同部門の全作品を鑑賞した。

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