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性同一性障害訴訟

男性更衣室使用求められ ジムと和解

京都地裁 男性更衣室使用求められ、人格権侵害などで提訴

 性同一性障害で女性への性別適合手術を受けた京都市の50代の企業経営者が、京都府内のフィットネスクラブで男性更衣室などの使用を求められ、人格権を侵害されたなどとして、クラブを運営するコナミスポーツクラブ(東京都品川区)に慰謝料など約470万円を求めた訴訟が19日、京都地裁で和解した。具体的な和解条項は非公表だが、伊藤由紀子裁判長は「性自認(心の性)を他者から受容されることは人の生存に関わる重要な利益で、尊重されるべきだ」としてコナミ側に改善を求めた。

     訴状によると、経営者はクラブに入会後に性同一性障害と診断され、2014年3月に性別適合手術を受けた。経営者は更衣室の使用について配慮を要望したが、コナミ側は「戸籍上の性別(男性)に準じた利用を」と拒否。未成年の子供がいるため性同一性障害特例法の規定で性別を変えられない事情も説明したが、受け入れられなかった。

     記者会見した経営者は「利用者の心や体の状態に合わせて丁寧な対応をしてほしい」と話し、コナミ側は「LGBT(など性的少数者)の方々に真摯(しんし)に向き合えるよう従業員を指導していく」とコメントを出した。【飼手勇介】

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