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会場予定地を拡張へ 数億円規模の追加投資

夢洲の位置

 2025年国際博覧会(万博)の大阪誘致を巡り、政府は人工島・夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)の会場予定地を当初計画した約100ヘクタールから拡張する検討を始めた。9月にも博覧会国際事務局(BIE、本部・パリ)に提出予定の招致計画書に盛り込み、誘致レースで優位に立つ狙いだ。整備費用を約1250億円と見積もっていたため、経済界の理解を得られるよう、数億円規模の追加投資で収める方向で検討する。

 夢洲は現在も埋め立て作業中で完了時に面積約390ヘクタール。南北約170ヘクタールを「観光・産業ゾーン」として整備し、うち北側約70ヘクタールはカジノを含む統合型リゾート(IR)用地、残りの南側の一部など約100ヘクタールを万博会場に充てる計画。万博会場に隣接する夢洲南端の区域の埋め立て完了は万博後で、開催期間中は海水が残ったままの見通しだ。

 政府は、この地区と万博会場の一体活用を計画。水上にパビリオンや展示物を建設し、網目状の桟橋を設置してパビリオンを巡れるようにして、海を感じられる仕組みを作る。05年愛知万博でも池の上にパビリオンを設けた前例がある。

 政府は当初、イタリアであった15年ミラノ万博の実績から会場予定地に約100ヘクタールが必要と想定した。フランスなど3カ国との誘致レースは激しさを増し、面積拡張が必要との声が上がっていた。【宇都宮裕一、念佛明奈】

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