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SUNDAY LIBRARY

小林 聡美・評『とり上手』『ふたりからひとり』

◆『ひとり上手』岸本葉子・著(海竜社/税別1300円)

◆『ふたりからひとり-ときをためる暮らし それから』つばた英子・つばたしゅういち/著(自然食通信社/税別1800円)

 19歳でひとり暮らしをはじめ、25歳で猫を飼いはじめて以来、ずっと家には猫がいる。これって厳密にはひとり暮らしとはいえないかもしれない。生き物が家にいるだけで温(ぬく)もりがある。ただ、かれらは一緒にレストランでゴハンを食べたり、一緒にテレビをみてああだこうだと意見を交わしたりはしてくれない。

 『ひとり上手』(岸本葉子)というタイトルにドキッとする。なぜなら、その昔中島みゆきさんの歌に「ひとり上手」というのがあったから。終わった恋をまだ吹っ切ることができず、別れた恋人を想う切ない歌だ。だから、「ひとり上手」というと、ひとりで元気に暮らしているように見えても実は「ひとりが好きなわけじゃないのよ~♪」という、女性の複雑な心情を連想してしまう。

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