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「鉄の暴風」が吹き荒れた沖縄戦から76年。約3カ月に及んだ地上戦は住民を巻き込み、日米合わせて計約20万人が犠牲となった。

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刻んだ「地獄」 4月死去、版画家・儀間比呂志さん 孫ら遺志継ぐ活動

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 太平洋戦争末期の沖縄戦を木版に刻んだ大阪狭山市の版画家、儀間比呂志さん=那覇市出身=が4月、94歳で亡くなった。約20万もの人々が犠牲になった地上戦の聞き取りを重ね、戦火に奪われた命を刻み続けた。旧日本軍による沖縄戦の組織的戦闘が終結し、23日で72年。若い世代が儀間さんの思いを引き継ごうとしている。【高嶋将之】

 米軍の爆撃機が空を横切り、爆弾が大地を削る。赤い花のそばで年老いた女性が耳をふさぐ。沖縄戦版画集「戦がやってきた」(集英社)には、儀間さんがくみ取った沖縄戦の悲憤が刻まれている。

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