シャープは20日の株主総会後に開いた経営説明会で、大型テレビ向けの次世代パネル「有機EL」の開発に乗り出す方針を明らかにした。有機ELテレビは国内メーカーが既に発売しているが、基幹部品のパネルは韓国メーカーから調達している。シャープは鴻海の資金支援を受けながら量産化を目指し、韓国勢に対抗したい考えだ。
ディスプレー部門責任者の伴厚志氏が明らかにした。有機ELはシャープが25年にわたって研究開発を続けており、スマートフォン向けなどの中小型パネルは、来年に小規模な生産ラインを国内に作る計画だ。伴氏は「スマホやノートパソコン向けと並行して、テレビにも結びつけたい」と述べ、大型の開発を進める方針を示した。
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