奈良・瀬田遺跡

出土の箱脚と編み籠は一体 用途初めて判明

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瀬田遺跡から出土した弥生時代の編み籠。手前が籠の台となる「四方転びの箱」=奈良県橿原市で2017年6月21日、小関勉撮影
瀬田遺跡から出土した弥生時代の編み籠。手前が籠の台となる「四方転びの箱」=奈良県橿原市で2017年6月21日、小関勉撮影

 奈良県橿原市の瀬田遺跡で、末広がりの箱状の脚が底部に付いた弥生時代後期末(2世紀後半)の編み籠が見つかった。21日発表した奈良文化財研究所(奈文研)によると、箱脚は全国各地で出土していたが、編み籠と一体化したものは初めて。奈文研は「箱脚の用途が判明し、大きな成果だ」としている。

 籠は昨年6月、弥生時代後期末の円形周溝墓の溝底から平たく潰れた形で見つかった。底は一辺約9センチの方形で、復元すると上部は円形で直径約40センチ、高さ約20センチの鉢状になると推測される。竹かササ類の茎を幅数…

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