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難民とともに生きる

/4止 日本の試み ミャンマーを対象に「第三国定住」

 日本にっぽんは2010ねんから、タイなどにのがれて避難生活ひなんせいかつおくっているミャンマー難民なんみんを、せてれています。これは「第三国定住だいさんごくていじゅう」というこころみで、世界中せかいじゅうえている難民なんみんを、難民なんみん避難ひなんしているくにだけでなく世界全体せかいぜんたいたすけていこうというみです。【大井明子おおいあきこ

    研修けんしゅう定住ていじゅう

     日本にっぽんは1970年代後半ねんだいこうはんから2005ねんまで、ベトナムやカンボジア、ラオスからのインドシナ難民なんみんれましたが、それ以外いがい難民なんみんれに積極的せっきょくてきではありませんでした。しかし10ねんからは毎年まいとし日本にっぽん定住ていじゅう希望きぼうするミャンマー難民なんみんを、家族単位かぞくたんいで18~30人前後にんぜんご、タイの難民なんみんキャンプやマレーシアからせて、れています。

     ミャンマーからは、迫害はくがいけている少数民族しょうすうみんぞくなどが、難民なんみんとなって周辺しゅうへんのタイやマレーシアなどにのがれています。日本政府にっぽんせいふは、国連難民高等弁務官事務所こくれんなんみんこうとうべんむかんじむしょ(UNHCR)などと協力きょうりょくして、日本にっぽんへの定住ていじゅう希望きぼうする難民なんみん日本にっぽんせ、日本語にほんご日本にっぽん社会生活しゃかいせいかつかんするやく半年はんとし研修けんしゅうのあと、仕事しごと紹介しょうかいして定住ていじゅうさせています。

    文化ぶんか生活せいかつまな

     まず重要じゅうようなのが日本語にほんごです。日本語にほんごができないと、仕事しごとくこともままなりません。大人おとなどもも、「あ・い・う・え・お」からはじめて勉強べんきょうし、研修終了時けんしゅうしゅうりょうじにはみじか作文さくぶんけるほどになるそうです。

     日本にっぽん文化ぶんか生活せいかつについてもまなびます。病院びょういんのかかりかた交通こうつうルールや防犯ぼうはん消火器しょうかき使つかかた、110番通報ばんつうほうや119番通報ばんつうほう仕方しかたならいます。「学校がっこう遠足えんそく運動会うんどうかいなどの行事ぎょうじ弁当べんとうつくかたまなぶほか、日本にっぽん生活せいかつするにはどれくらいのおかね必要ひつようか、節約せつやくするにはどうすればいいかなどもアドバイスします」と、研修けんしゅうプログラムを担当たんとうする公益財団法人こうえきざいだんほうじんアジア福祉教育財団ふくしきょういくざいだん難民事業本部なんみんじぎょうほんぶRHQ支援しえんセンターの鈴木功すずきいさおさんは説明せつめいします。

    31家族かぞく

     これまでに、31家族計かぞくけい123にん日本にっぽん定住ていじゅう各地かくち大人おとな物流施設ぶつりゅうしせつ農業のうぎょう工場こうじょうなどの仕事しごといていて、どもたちは学校がっこうったりしています。小学校しょうがっこう児童会役員じどうかいやくいん立候補りっこうほしたどももいるそうです。高校こうこう進学しんがくするどももてきました。

     難民事業本部なんみんじぎょうほんぶでは、かつておおくのインドシナ難民なんみんれたさいにも、日本にっぽん生活せいかつするための研修けんしゅうなどをおこない、現在げんざいもサポート活動かつどうをしています。鈴木すずきさんは、「インドシナ難民なんみん経験けいけんを、第三国定住だいさんごくていじゅうのミャンマー難民なんみん支援しえんにもかしています。研修けんしゅうわって、各地かくち生活せいかつはじめたあとも、各地域かくちいきひとたちと協力きょうりょくして、日本語教室にほんごきょうしつおこなうなどの支援活動しえんかつどうをしています」とはなしています。=おわり

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