富士山

「神聖な雰囲気」維持できるか 世界文化遺産登録4年、県など適正な登山者数設定へ /山梨

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世界文化遺産登録4周年を迎えた22日の富士山=富士吉田市上吉田で
世界文化遺産登録4周年を迎えた22日の富士山=富士吉田市上吉田で

 富士山が世界文化遺産に登録されてから22日で4年を迎えた。登録時に指摘された「登山者の圧力が神聖な雰囲気を阻害している」との課題を克服するため、山梨、静岡両県は今夏も登山の混雑状況を調査し、今秋までに「望ましい登山者数」の案を決める。ただ、数値には強制力を持たせない方針で、抜本的な解決につながるかは未知数だ。

 富士山は2013年6月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で世界文化遺産への登録が決まった。委員会は山梨、静岡の両県に対し、16年2月までに登山者の適正管理(来訪者管理)や、噴火を想定した危機管理戦略の策定を盛り込んだ保全状況報告書の提出を求めた。両県は開発制御や登山道の保全、危機管理戦略などのほかに、来訪者管理戦略として18年7月までに主要登山道の1日当たりの望ましい登山者数を設…

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