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有報延期申請

東芝と監査法人なお溝 損失認識時期で相違

記者会見で有価証券報告書提出の延期などについて謝罪し、頭を下げる東芝の綱川智社長=東京都港区の東芝本社で2017年6月23日午後5時9分、和田大典撮影

 東芝が23日、今月末期限の2017年3月期の有価証券報告書(有報)の提出を延期したのは、米原発子会社ウェスチングハウス(WH)の損失認識時期をめぐり監査法人との間に意見の相違が残されているためだ。半導体メモリー事業の売却完了にも高いハードルがあり、東芝の上場維持への道のりは依然として険しい。

 東芝は、WHの巨額損失の認識時期を巡りPwCあらた監査法人と意見が食い違い、16年4~12月期連結決算の発表を2度にわたり延期した。4月には決算内容を確認する監査法人の適正意見を得られないまま発表を強行。さらに今回、通期決算の有報提出も延期する異例の事態となった。

 意見の食い違いの最大の焦点は、債務超過の要因となったWHの巨額損失を東芝がいつ認識したのかという点だ。

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