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松尾貴史のちょっと違和感

放送タレント・松尾貴史さんのコラム。テレビから政治まで、「違和感」のある話題を取り上げます。

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支持率急落に慌て?記者会見 謝罪風の言葉並べ自己弁護

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=松尾貴史さん作
=松尾貴史さん作

 あまりにも姑息(こそく)な中間報告というだまし討ちで共謀罪法案を強行採決して、審議もへったくれもないと言わんばかりであっという間に国会を閉会した直後の6月18日、内閣支持率が急落したことが意外だったのだろうか。まるで慌ててセッティングしたかのように記者会見を開いた安倍晋三総理だが、「率直」「建設的」「責任」「信頼」「冷静」「丁寧」と素敵な言葉が並んでいた。

 しかし、記者会見というよりは自己弁護演説のように感じた。一見すれば謝罪のような言葉を発していたけれども、その前提としては野党による「印象操作のような議論」に対して、自分が「つい強い口調で反論したことが政策論争以外の話を盛り上げた」のだという。ここでの支持率急落対策としか思えない言い訳と、「野党が悪い」という「印象操作」は、逆に反感を買ったのではないか。もちろん、自らの専横的、横暴な振る舞いのせい…

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