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南相馬市原町区南部の高地区にある多珂(たか)神社で、30日の大はらい祭に合わせ、茅(ち)の輪をくぐって地域の安全や豊作を祈願する神事が7年ぶりに行われる。十数人の住民代表が25日、神社に集まって茅の輪づくりをし、久々の伝統行事復活に顔をほころばせた。
「ここをしっかり結わくんだ。俺は今年限りだから、やり方をよく覚えておけよ」。直径2メートルのビニールの輪に、茅(ち)カヤをひもでしばりつけながら、長老格の堀内清隆さん(74)が若手に声を掛ける。「いやいや、まだ隠居してもらった…
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