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詩歌の森へ

東京の吟行ガイド=酒井佐忠

 俳句の楽しみに「吟行」がある。仲間たちと自然や行事に触れ合う場所に行き、俳句をつくり句会をする。だが、「吟行」といっても、訪ねる場所は自然に包まれた景勝地ばかりではない。日々変化する東京の町にも、よく見れば句材はいっぱいある。そのガイドとなる『新東京吟行案内』がこのほど刊行された。公益社団法人俳人協会(大串章会長)の「吟行案内シリーズ」の一環。かつて『東京吟行案内』が出て以来、二十数年ぶりの最新版だ。

 復元された東京駅や、都心を忘れさせる皇居東御苑などの「皇居周辺」、改築された歌舞伎座も紹介する「銀座」、話題の築地場外市場がある「築地」のほか、江戸の名残りの渡船場跡と超高層ビルが林立する「佃島」は、いまも吟行の人気スポット。<路地路地に昔の闇や踊唄>(鈴木貞雄)などの例句も便利だ。夏目漱石終焉の地の漱石公園がある「早稲田」、芭蕉の「おくのほそ道」にちなんだ千住大橋のある「南千住」、「北千住」も…

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