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おんなのしんぶん・サヘル・ローズ

瞳に映る風景 真実の声を聞いて

=根岸基弘撮影

 地球のサイズが変わっていないのに、なぜか足場がどんどん狭くなっていく感覚。世の中で起きている人種差別や人権侵害によって居場所を失っていく多くの人々。彼らは生まれた環境、肌の色が違ったり、宗教や言葉が違ったりするだけですが、それらが生き方を大きく左右してしまう。いや、権力に翻弄(ほんろう)されてしまう。文明が発展すればするほど、自由には代償が伴い、不自由の中の平和が当たり前になっていく。空や海にも今では境界線が引かれ、母なる地球が冷たい檻(おり)のようになっていく。

 人間は本来、新しい命を生み、愛し合い、互いを守る美しい生き物だと私は信じています。ですが、昔も今も、遠い国の知らない相手の命を奪い、互いを憎しみ合い、迫害する人たちはいます。人が同じ人間を裁くという脅威の連鎖。どの宗教の神様もこんな教えはしていない。なのに貧しさの中で生きるために武器を持つ。命を奪うだけでなく新たな憎しみの種をまく。

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