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6月のニュースファイルミニ4

過去の被爆者対応を謝罪する丹羽太貫理事長(右端)=広島市で6月19日

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■放影研が被爆者に謝罪、研究対象にしたこと「心苦しく残念」

 原爆による放射線被ばくの影響を追跡調査している「放射線影響研究所」(放影研、広島、長崎両市)の丹羽太貫理事長は6月19日、被爆者に対して研究所のトップとして初めて謝罪しました。放影研はかつて「アメリカ原爆傷害調査委員会」(ABCC)というアメリカの研究機関でした。広島市で被爆者を招いて開いた設立70周年記念式典で、被爆者を研究対象として扱ったことを、「心苦しく残念に思っている」と述べました。

 ABCCは被爆者への治療は原則せずに、多くの被爆者の検査データを集め、アメリカへ送っていたため、「調査はするが治療はしない」と批判されました。「モルモット扱いされ、人権を侵された」と反発する被爆者も少なくありません。丹羽理事長は「残念に思う」と表現したことについて「大変申し訳ないことをしたとの意味合いだ」と記者団に語りました。

★キーワード

放射線影響研究所

 原爆の放射線が人の体に及ぼす長期的な影響を調査する日本とアメリカの共同機関。前身のアメリカ原爆傷害調査委員会(ABCC)は1947年、トルーマン大統領(当時)の指示で広島で研究を始め、翌年長崎でも活動を始めた。1975年から現在の形になった。

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