【ワシントン会川晴之】スパイサー米大統領報道官は26日夜、シリアが再び化学兵器を使用する兆候があるとの声明を発表した。化学兵器を使用した場合は、シリアのアサド大統領やシリア軍が「多額の代償を払うことになるだろう」と、米軍が攻撃することを強く示唆し、市民に犠牲が出る化学兵器の使用を思いとどまるよう求めた。
米国によると、シリア政府軍は4月4日、シリア北部にあるイドリブ県ハンシャイフンで猛毒の神経ガス「サリン」を使用、市民80人以上が死亡した。スパイサー氏は声明で、米政府はシリアで「4月4日の化学兵器攻撃前と同様の兆候がある」ことを把握したと説明している。
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