メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

春季賃上共闘総決起大会の会場=東京・虎ノ門の共済会館で1960年1月

 他社から「御用組合」と揶揄(やゆ)されていた大映の労働組合が、1960年代に入ると先鋭化していく。臨時雇用者が社員化されて労働組合が膨らむ一方で経営状態は悪化し、労使間対立は次第に激しくなった。影響は撮影現場にも及ぶ。

 現場には労働組合員と非組合員が混在した。技術部門では、入社してから助手の間は社員、技師として一本立ちすると契約者となるのが一般的。製作部なら助監督は社員、監督は契約。撮影部も撮影助手は社員、撮影監督になれば契約。俳優もスターは契約、大部屋の脇役は社員。社員なら月給に作品手当や残業手当が付くが、契約者になると年間契約料と作品1本ごとの報酬となる。普段の撮影現場では映画の完成に向けて一体となっ…

この記事は有料記事です。

残り462文字(全文769文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 無資格の施設長が医療行為の胃ろう処置 神戸の特養老人ホーム 人手不足で

  2. 近鉄南大阪線で電車の窓ガラス破損相次ぐ 原因不明

  3. GmailなどGoogle複数のサービスで一時障害か

  4. ファクトチェック 愛知県知事リコール運動 「署名受任者の住所氏名が公報で公開される」はミスリード

  5. 東京都 新たな感染者195人 2日連続で100人超える 新型コロナ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです