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欠陥エアバッグ 経営破綻 責任逃れ致命傷 創業家、危機管理甘く

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記者会見するタカタの高田重久会長兼社長=東京都千代田区で2017年6月26日午前11時57分、西本勝撮影
記者会見するタカタの高田重久会長兼社長=東京都千代田区で2017年6月26日午前11時57分、西本勝撮影

 安全部品メーカーのタカタは、欠陥エアバッグ問題の責任の所在を巡る自動車メーカーとの対立の果てに経営破綻に追い込まれた。2008年にホンダが最初のリコール(回収・無償修理)を届け出てから8年半余り。対象となった車両は1億台超に達し、負債総額は1兆円を大きく超える戦後最大の倒産となった。今後は米自動車部品会社の支援を受けて再建を目指すが、リコールの完了はいまだ見通すことができず、問題の収束はなお遠い状況だ。【和田憲二、竹地広憲、岡大介、小倉祥徳】

 「不具合の原因究明、製品改良に努めたが、リコール債務の拡大や米国の訴訟(に伴う費用の増加)などで大変厳しい状況に追い込まれた」。高田重久会長兼社長は26日東京都内で開いた記者会見で、民事再生法の適用申請に至った経緯をこう説明した。

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