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SUNDAY LIBRARY

村松 友視・評『土俵の群像』『幻の料亭・日本橋「百川」』

対象に心底のめりこむ愛が“同体”という芳香を伝える

◆『土俵の群像』岩崎友太郎・著(白水社/税別2400円)

◆『幻の料亭・日本橋「百川(ももかわ)」 黒船を饗した江戸料理』小泉武夫・著(文春新書/税別800円)

 大相撲の勝負において、その結果がきわめて微妙で、両者の体の一部があきらかに同時に土俵の土に触れた場合、行司はあきらかにそれと見て取りながら、どちらかに軍配を上げざるを得ない。行司の軍配は勝者に上げるものであり、両者の中間に上げることはできないのだ。

 すると、微妙な勝負ゆえ土俵下に陣取る審判員の誰かから物言いがつき、紋付き羽織袴(はかま)の審判員が…

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