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水説

世情と人情=中村秀明

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 裁判官の一番欠けたところは、世情と人情に疎いことだろう。

 勝手な推測ではない。裁判官を41年間務めた原田国男さんが「裁判の非情と人情」(岩波新書)でそう書いている。

 自らを戒め、映画「男はつらいよ」シリーズを見たり、藤沢周平全集や池波正太郎の「鬼平犯科帳」を読んだりしたという。20を超す無罪判決を出した異色の法律家による随筆は、今年の日本エッセイスト・クラブ賞を受けた。

 ところで世情と人情に疎い人が、法廷で人間くさいことを口にしたら、それはニュースである。

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