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/4 嵐山モンキーパークいわたやま 猿まわし復活に貢献 /京都

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猿にエサを与える姿を記念撮影していた外国人観光客=京都市西区の嵐山モンキーパークいわたやまで、戸田栄撮影
猿にエサを与える姿を記念撮影していた外国人観光客=京都市西区の嵐山モンキーパークいわたやまで、戸田栄撮影

 猿まわしには長い間心を引かれている。愛嬌(あいきょう)のある芸、心を通わせて演じる人間と猿、そして、被差別部落で培われた芸の歴史にも学ぶことが多い。京都市西京区嵐山中尾下町の「嵐山モンキーパークいわたやま」は、戦後に一時断絶するこの芸の復活に一役買った施設で、前々から一度訪ねてみたかった。

 入り口から山道を約20分、猿が集まる広場へ登る。噴き出す汗をぬぐおうと坂の途中でベンチに腰かけると、背後を同じペースで登ってきた人が隣りに座った。人の気配だけを感じていたのだが、思いもかけず金髪の美女だった。いわたやまは近年、外国人からの人気では指折りの観光スポットと聞いてはいたが、次々と坂道を来る人の大半がそうだった。後で、浅葉慎介園長に聞いてみると、「休日は日本人も少なくありませんが、平日は9割が外国人という日もあります。特に欧米人が多いですね。動物園とも違い、自然の中で猿とふれあえるのが好みに合っているようです」。ちょっとしたサファリパーク感覚なのか?

 広場に着くと、たくさんの猿が集まっていた。子猿が多く、観光客は愛らしい姿を夢中で写真に写していた。4~7月は出産期で、私が訪ねた6月半ばは11頭が誕生していた。

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