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【香港・福岡静哉】英国から中国に返還されて7月1日で20年を迎える香港で、中国の広東省珠海市やマカオと結ぶ巨大海上橋「港珠澳(こうじゅおう)大橋」が年内に完成する見通しとなっている。橋は経済の融合を加速させ、本土との一体化の象徴的存在だ。ただ、コンクリート強度偽装事件が起き、安全性への疑念も出ている。
中国国営新華社通信によると、橋の総延長は海底トンネル(約6.7キロ)を含み約55キロで世界最長の海上橋。香港西部の離島、ランタオ島から延び、Y字形に分かれて珠海、マカオに至る。香港側から望むと、橋の形は既にできあがり、トンネル入り口付近では多くのクレーンタワーが作業を進めていた。
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